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出産 その2

入院して まずはどれだけ開いてるか によって処置が変わってくる。
ワタシの場合 毎回そうだけど全然最初開いてない。やっと1cmくらい。
だから ラミナリアをいれて 開くのを待つ。
誘発剤使ったところで 開かないことには始まらないので、
かなり頑張って20本つめました!と 先生。
実物見たことないから20本というと なんかものすごい気が。
「それって1本がどのくらいなんですか」とおそるおそる聞くと
「楊枝くらい…マッチ棒ってとこかな」
…これからそれが 水分吸って膨らむことで開いてくれるのを期待。

でもお昼まで3時間待ってみるけどやっと3cm…
「メトロ入れて点滴しよう」バルーン入れて誘発剤使うことに。
「これで陣痛つくといいんだけど どう思う?」
この先生は 結構ワタシに選択肢を与えてくれるのでいいのだが
時々決定権が与えられすぎてる気がして いいのかしらって気もする。
ワタシは チマチマやるのは性に合わないので
「じゃあ ガンガン行っちゃいましょう!」このワタシの一言で決定。

誘発剤を30分ごとに増量して点滴。
そして3回目の増量で パン!とはじける感触。
「やばい」急いでナースコール。
もし破水じゃなくバルーンが破れて…だとしても臍帯脱出の危険が
でも これは絶対破水だし あ~これで帝王切開か…と思ったら

「開いてたらこのままいけるかも」って 診察

…でも6cm まだまだ全開じゃない
期待したのも束の間 やっぱ帝王切開か~って
それよか 逆子じゃなければ破水してもベビーの頭でせきとめられるけど
逆子だと陣痛の波毎にジャバジャバ出てしまう。
モニターの心拍が心配になる。
どうなるんだろ…でもとりあえずワタシには 少しでも開くようにするしか
できることはないので
一所懸命いきみを逃して合い間に脱力~にはげむ。

先生たちは大慌てで招集がかかり 臍帯脱出を防ぐために再度バルーン挿入。
でもそれもあっという間に陣痛で抜け…
そう、経産婦ならではのスピードでこの時全開大(笑)
分娩台に上がるにも 今まさに生まれそうなのでベッドごと移動
あれよあれよの間にすんなり生まれたのでした。

ちなみに 逆子の経験豊富な先生はというと
ちょっと10分席外すねって言って 不在の間に生まれてしまい(^_^;)
主治医の先生は大喜びで「すごいすごい」って大はしゃぎ
招集かかった先生たちは「えっもう生まれたの」って潮が引くようにいなくなり

とにかく 全然児心音が落ちることなく 無事に産まれてくれてよかった。
もし途中でベビーが「バンザイ」しちゃったら帝王切開になってたことを思うと
上手にでてきてくれて ホント親孝行?な子だ と感謝です。
ベビーにも 頑張って支えてくれたスタッフの方たちにも
家でかずたちの面倒を見に 手伝いに来てくれた母にも
帝王切開じゃない方がいいよって 後押ししてくれたダンナさまにも
無事に産めるように応援してくれてたママ友たちにも 
みんなに感謝。
by 6_aug | 2011-05-03 15:55 | children-こども

思いつくまま、育児のことやら何やら綴っていたのですが、いきなり乳がん判明。なもんで、つれづれ+闘病記


by 6_aug
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